ガンバ大阪観戦記録 / vs 川崎フロンターレ 富士ゼロックス・スーパーカップ

雑記


こんにちわー。小さい商社マンです。


サッカーの試合をTV観戦致しました。シーズン最初の公式戦である「富士ゼロックス・スーパーカップ」だったのですが、その試合について、ブログにだらだら書いてみようと思います。


ガンバ大阪が好きな方、もしくはJリーグに興味が在る方は、ちらっと覗いていって下さい。

(小さい商社マンは、ガンバ大阪派になります。)

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ガンバ大阪のスタメン



右サイドバックに小野瀬が入る以外なスターティングメンバーです。

今期から補強された外国人プレーヤーは、一人も選ばれていませんでので、まだフィットし切れていないと云うことでしょう。

宇佐美、昌子、ヨングォンはベンチ外になります。

彼らは故障明け・故障中らしいので、大事をとってJリーグの開幕を目標に調整といったところでしょうか。

対戦相手:川崎フロンターレのスタメン


こちらは予想通りのスタメンです。

中盤の底の位置、去年まで守田が務めていたポジションにシミッチが変わって入ったフォーメーションとなります。

試合結果


ガンバ大阪 2 ー 3 川崎フロンターレ


先に結果を書いてしまいます。


得点:29分 三笘

  :32分 三笘

  :60分 矢島

  :67分 パトリック

  :90+6分 小林


惜しい試合でした。最後の失点は防げたように思えます。しかしながら、試合内容は川崎フロンターレに在ったと思います。悔しい・・・

前半を振り返って


立ち上がりのガンバ大阪は良かったと思います。

試合開始直後に、不慣れな右サイドバックを担当した小野瀬の背後を狙われるケースが散見されますが、東口のスーパーセーブでピンチを凌ぎます。

チーム全体としては中盤が流動的で、且つ、セカンドボールへの対応も反応良く、右サイドからのビルドアップは上手く機能していました。

また、時折シンプルに CF)パトリックの裏を狙って出すアーリークロスなどは、川崎フロンターレにとっても嫌な攻撃だったと思います。

対して、川崎フロンターレですが、開始早々に左サイドのWF)三苫からの崩しなどにより、チャンスを幾つか迎えていました。しかしながら、セカンドボールをガンバに拾われて、ボールを持たれる時間が少し長かったように思います。

しかし、昨年からの戦術がしっかり浸透している川崎フロンターレは、徐々にペースをつかみ始めます。ボールを保持しているときは両サイドバックが、かなりワイドにポジションをとり、ピッチを広く使った攻撃を展開。

サイドにボールを振って、ガンバの中盤が横にばらけると、すぐに早い楔(縦パス)を打ち込んできます。

前半29分
ここで失点してしまいます。左WF) 三苫選手が、外に開いて右SD) 小野瀬を誘います。
小野瀬が開いて、空いたスペースにCMF) 田中(碧)が入り、左SB) 旗手が素早い縦パスを田中に通します。慌てて、CB) 三浦が田中に対応する為に距離を縮めますが、三浦の裏のスペースに三笘が走り込み、パスを通されそのままシュート。

田中にパスが通った段階で、小野瀬も井手口も三笘を見失っています。

川崎得意のパターンです。

前線の選手が縦パスを受けに少し下がる。プレスに寄せてきたディフェンスの裏のスペースに、2列目の選手が走り込む。この3人目が連動する動きは、川崎の得意な形です。



前半32分

再び、ガンバは右サイドを崩され失点します。右サイドからのクロスが、左に流れ、山根の足元に。低い弾道のシュートは、三笘の足元に軌道し、三笘がゴールに流し込みゴール。

少し不運な失点では在りますが、山根にシュートを打たれた時点で勝負が在りと云ったところだと思います。


その後、ガンバは失点を立て続けに食らったこともあり、立ち上がりのような勢いを失います。セカンドボールも拾われ、ポゼッションはかなり低い状況へ。

その中でも。井手口のチェイスはチームを助けていたように見えます。

また、ボール保持している時にチーム全体が消極的なアイデアばかりとなってたのですが、山本に早い段階でボールが渡ると、素早いターンや相手の裏をかくプレーに依り、可能性を感じさせるパスや展開が幾つか発生します。


ですが、2点失点し、相手ペースで前半終了。

後半を振り返って


後半になり、試合の展開に大きな変化はありません。

連動した動きがみられる川崎はチャンスや可能性を感じさせる展開を演出します。しかし、ガンバ大阪の攻撃はアタッキングサードで連動した攻撃をさせてもらえず、単発した攻撃となってしまい、苦しい展開が続きます。

そんな中、試合が動きます。


後半60分

右サイドから小野瀬のクロスにパトリックが粘る、こぼれ球を山本がペナルティエリア正面からヘディングで前に送る。矢島が浮き球を右太ももでトラップし、そのまま反転して左ボレーで振り向き様のゴール。

相手の守備を崩し切った攻撃では無いですが、パトリックの粘りと、矢島の個人技で何とかゴールをこじ開けます。

この辺りから、ガンバにリズムがでてきます。縦パスも通るようになり、ボール保持率も上がり始めます。


ここで追加点。


後半67分

川崎のパスが旗手の手に当たりPKを獲得、そこまでのビックチャンスに発展しなさそうでしたが、PKをゲットしました。パトリックが向かって左に強烈なシュートを突き刺し同点。


ガンバ大阪は交代枠を使って、ここから攻撃を畳みけます。

69分 川崎 → アウベス

69分 矢島 → ペレイラ

81分 パトリック → 一美


アウベス、ペレイラと単独でチャンスを幾度か演出します。しかし、戦術がまだ落とし込めていないのは明らかで、個人での打開に依存するような攻撃になります。また、中盤の運動量が落ちていることからも、前線と中盤が間延びしてきております。


後半96分
ここで、急な終止符が打たれます。途中出場の小林が、遠野からのスルーパスを受け、右足を振りぬきます。ボールはきれいにゴールサイドネットに収まり失点。

谷口から遠野への楔のパスが秀逸でした。正確かつ高速。遠野は足元にピッタリと納めてスムースにターンしてパス。スルーパスを受けた小林のシュートも正確です。

ですが、この失点は・・・・油断から来た失点だと感じてしまいます。

谷口にフリーでパスを蹴らしたこと。(ペレイラはプレス&コース限定を行っていない)

遠野に半身でパスを受けさせたこと。(ボランチはケアできていない。)

この辺りは後悔が残るのです・・


遠野から、小林にむけてパスを出された時点で、シュートまで持っていかれるのは防げなかったと思います。また、あの精度のシュートを打たれるとキーパーも苦しいものがあります。

谷口→遠野へのパス。遠野→小林へのパス。ここの段階で潰しておきたかった・・・

まとめ


試合を通して、川崎フロンターレの方が上手かったと思います。

しかしながら、勝利を手にするチャンスはガンバにも十分あった試合だと感じます。

ですので、失点の仕方には悔いが残ります。

結果、敗戦してしまいましたが、収穫もありました。

昨シーズンと比較して、タレントが充実し、個人の力で打開できる選手が増えているのは実感しました。また、東口が今期も安定して、チームの危機を救ってくれるであろう事も確認できました。

守備の修正、攻撃の連携。戦術を落とし込めば、昨年よりも格段に得点は増えると思うのです。


Jリーグの開幕が楽しみです。




でわまた!!おしまい!!



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