JT 日本たばこ産業 購入からの運用結果 / 配当金の減額からの下落・・保有から売るか。

お金の話


こんにちわー。小さい商社マンです。


2年前に購入した日本たばこ産業/ JT株ですが、今期の配当を減額したことにより、株価が大きく落ち込んでいます。今日はそんなJT株について、ブログに書こうと思います。


JT株を保有している方、もしくは、これから買おうか売ろうかと悩んでいる方は、ちらっと覗いて行って下さい。


【公開】個別株の購入記録 | 2914 日本たばこ産業 | 小さい商社マンBlog (asset-kaisyainn.com)

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JT株の運用結果


2019年に200株購入したJT株ですが、今迄保有を続けております。

運用結果は下記の通り、約20%のマイナスとなります。金額で云うと100,000円近くの含み損を抱えている状況となります。


小さい商社マンにとって、心にかなりのダメージを与える運用結果と言えます。


配当金を154円から130円に引き下げたことが大きな下落の原因となります。配当減額が発表された当初の下落率は7.5%にもなりました。


また、配当減額が発表される前から、国内たばこ産業が下火となっていること、電子タバコのシェア獲得に後塵を拝していることからも、売上/粗利が減少しており、株価は下落傾向にありました。


それにしても、こんなに下がっちゃうなんて・・・っていう感じです。



JT株の今後


高収益なビジネスモデルを持つ日本たばこ産業ですが、国内のたばこ産業で独占企業でもあります。しかしながら、たばこ産業自体が衰退している業界となっています。


世界的なトレンドとして、健康意識が高まり、たばこの消費量が減少しております。その影響を受けて、売上は伸び悩み、徐々に減少していることが見受けられます。

出典:JT HPより



売上の減少により、営業利益も減少傾向にあります。

出典:JT HPより


特に、国内たばこ事業は急激な落ち込みです。

確かに、私の周りでは喫煙者が減っていますし、町中で喫煙できる場所がどんどん減っているのは実感します。


そして、株価の動向は下記の通り、下落トレンドになります。

引用:Google Finance



当然、業績の悪化は株主への還元にも影響を与えます。


1994年の上場以降、16期連続で配当金の増配、2020年に増配をストップ。そしてついに今年、2021年には減配することを発表されました。



上記の材料から、総じて申し上げますと。


今後の見通しは、かなり厳しいのでは無いでしょうか。株価が上向く材料が無い気がします。


主力のたばこ事業が世界的に斜陽な産業となっている状況で、電子タバコ事業の出遅れ。本業のたばこ事業で業績を回復させるのは難しいと思われます。また、その他の事業に関しても、医療事業や加工食品事業の多少の成長は見受けられますが、まだまだ会社全体に寄与する規模となっておりません。


このまま行けば、業績、株価ともに徐々に下がっていくようにイメージしてしまいます。


JT株は保有し続けるのか? 売りか? もしくは買いか?


セオリー通りで行けば、損切りすべき株なのかも知れません。


だって、このまま持っていても株価が上がることも想像し難いですし、配当も減少する傾向でしょうし。潔く、見切りをつけてしまうべきなのうでしょう。

しかしながら、素人投資家の私には、10万円もの含み損を抱えたまま状態で「はい、これ失敗しました。なので、損切りしよーっと。」と云った感じで、売却ボタンをクリックすることが出来ません。


ばかやろー。


感情的に、高額な損を受け入れることが出来無いようです。


ですので、まだまだホールドしていくのだと思います。


減少したとは言え、まだ配当はもらえます。130円なので、200株だと26,000円。税引き後でも約20,000円を年間で受け取ることができます。



10年もってりゃ20万だっ!!このやろー。



ひょっとすると、「たばこっぽくないたばこ」みたいなものが流行ったりするかも知れないし。それに、ずっと昔から人間って云うのは喫煙する習慣や文化があったらしいし。

きっと何か状況が好転することも在る筈だ・・・!!

とか思いながら、嫌なことには一旦蓋をしてみるスタイルで進めます。



でわまた!!おしまい!!

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