こんにちわー。小さい商社マンです。
投資を始めたいけれど、何に投資をして良いか分からない。
なんか怖いから投資を始めれない。
そんな感じで悩んでしまう方もいると思います。
小さい商社マンも投資素人ですので、最初は何に投資すれば良いかは分かりませんでした。
何だか良く分からないままに、ただしかし、お金は増やしたいわけで。
分からないなりに投資を始めました。
幾つかの個別株に投資もしていますが、はっきり言ってギャンブル性が高く、安心できませんし、お金を増やすどころか、減らすことも多々あります。最悪です。
(詳しい方やラッキーな方は、個別株でも利益を出されるのでしょうけど・・)
ですので、投資初心者の私は、他の人に個別株による投資をオススメすることはできません。
大損されたら申し訳無いですし・・
そんな私ですが、インデックス投資は万人にお勧めできるのでは・・と思っております。
そんなこんなで、今日はオススメの投資方法であるインデックス投資について書こうと思います。
株式投資が気になる人や、インデックス投資を始めようと思っている方は、ちらっと覗いて行って下さい。
eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入中/ インデックス投資を行う理由、なぜインデックスなのか。 | 小さい商社マンBlog (asset-kaisyainn.com)
ドルコスト平均法で投資しています。/ つみたて投資で資金運用中。なんでドルコスト平均法なのか!? | 小さい商社マンBlog (asset-kaisyainn.com)
結論! インデックスファンドの購入をオススメ!!
株式投資を始めたばかりの頃は、色々な会社の株式を購入してみたいと思います。
私もそうでした。
トヨタ、ニンテンドー、ユニクロ。
ソニーや花王、楽天にドコモや三菱商事、そして電通・・・・
日本には誰もが知っている大企業がたくさんありますよねー。
それらの大企業の株を購入したら、徐々に株価が上がっていき、
購入した株価が倍になっていたー!!やったー!!みたいな・・・
私もそう思って、様々な会社の株価をチェックし、幾つか個別株を購入した経験があります。
上がると楽しいですが、下がるとがっくりします。
そして、私の場合は下がることがすごく多かった気がします。
株価の上下を予想するのは殆ど不可能だと感じております。
つまり、上がるか下がるかはギャンブルみたいな感じですね。
私も幾つか個別株を所有していますが、まぁまぁドキドキしながら保有しています。
(ちなみに、投資先が倒産して株券が紙くずになったことがあります。レナウンと云う会社です・・・・・)
そんな私がたどり着いた結論は「インデックスファンドへの投資」になります。
インデックスファンドと云うのは、株価指数に連動する投資信託のことなのですが、初心者でも比較的安全に投資ができると思っています。(私は幾つかの商品を購入していますが、今のところ全て利益が出ています。)
詳しくは下記にて説明させて頂きます。
そもそも、投資信託とは何か
まずは、投資信託とは何ですか・・・と云った人向けに説明を。
投資信託ですが、投資商品の一つの種類になります。
一つの会社の株式を単独で買うのは個別株への投資、となりますが、
投資信託は複数の会社の株式がセットとなっている投資商品となります。
- 個別株を幾つか集めてセットで購入することができる投資商品
- 投資信託には沢山の種類が存在しており、それぞれテーマや指数に沿って、株式を一纏めにセット販売している。
簡単に言うと、投資信託と云うのは、個別の会社の株式を寄せ集めた「株式詰め合わせパック」になります。
お菓子で例えると、何とかアソートとか呼ばれる感じですかね・・・
・「日本を代表する大企業」パック
・「自動車の自動運転関連の会社」パック
・「医薬品関係会社」パック
とか、めちゃくちゃ種類があります。
写真は「野菜の詰め合わせセット」です・・・・
投資信託の特徴
そんな投資信託ですが、ざっくりと特徴を2つ挙げておきます。
- 複数の株式を同時に購入できる。
- 少額から購入できる。
1)複数の株式を同時に購入できる
一つの投資信託を購入すると、「詰め合わせパック」を購入したことになります。
「詰め合わせパック」には複数の株式が含まれています。
ですので、投資信託を一つ購入するだけで、複数会社の株式を同時に購入することができます。
また、「詰め合わせパック」に含まれている、それぞれの会社に投資する金額の配分・比率を自動で調整してくれます。
2)少額から購入できる。
株式を個別に購入する場合、最低購入数量(100株)が設定されています。
株価が1000円/1株の会社が在ったとして、その会社の株式を購入する為には、10万円も必要になります。
(1,000円 x 100株 = 100,000円)
ですので、複数会社の株を購入する場合、とても大きな金額が元手として必要になります。
ですが投資信託を購入すれば、パックに含まれている会社の株式へ、購入した金額の範囲で投資することが可能です。
しかも、大抵の投資信託は100円から投資可能です。
(投資信託に100社の株式が含まれていた場合、1万円を投資すると、その1万円は「詰め合わせパック」の中にある100社に分散されて投資されます。)
つまり、投資信託は少額で、複数の株式を購入できる便利な「詰め合わせパック」という事になります。
インデックスとは何か・・
次はインデックスについて解説します。
インデックスとは、株価指数のことを云います。
そして、株価指数とは取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表すものです。
例として、代表的な株価指数を上げますと、日経平均、TOPIX(東証株価指数)やダウ工業株30種(ニューヨーク・ダウ)などがあります。
これらは取引所単位の大きなグループの株価の動きを見る指数ですが、銀行株だけや鉄鋼株だけといった業種別の指数なんかもあります。
こういう株価指数はニュースで流れていますよね。この株価指数の上減で、景気の良し悪しを測ったりします。
インデックス(株価指数)に含まれている株式に、纏めて投資できる商品をインデックスファンド(インデックス連動型投資信託)と呼びます。
インデックス投資とは
インデックス(株価指数)に連動する投資信託の事を、「インデックスファンド」と呼びます。
例えば、日経平均という株価指数に連動する投資信託のことは「日経平均連動型インデックスファンド」問い云った具合です。
インデックスファンドに対して、インデックスと云う平均値よりも高い運用利回りを目指して、人為的に銘柄選定や投資配分を調整しているファンドを、アクティブファンドと呼びます。
インデックス投資のメリット
さて、次はインデックス投資のメリットを一つづつ紹介していきます。
- 管理コストが安い
- アクティブファンドよりも勝率が高い(初心者でもプロ並みの投資結果)
- 少額分散投資ができる
- 特別な知識は不必要
- ほったらかしで大丈夫
1)管理コストが安い
自動的に株価指数に連動するので、投資信託の中でも管理コストや手数料が安いです。
アクティブファンドは、株式選定や組み入れ比率の調整を人が行いますので、その分、どうしても労力や手間が発生します。掛かった人件費は管理コストにチャージされるのですが、インデックスファンドは掛かる手間が少ないので、管理コストは安く設定されています。
2)アクティブよりも勝率が高い(初心者でもプロ並みの投資結果)
インデックス投資は平均的なリターンを狙う投資方法になります。
資産運用の世界では、平均を上回る結果を出すのは難しいと云われています。
と云いますのも、プレーヤーは機関投資家と云われるプロが多いです。
しかも、投資商品を購入・売買する際の手数料が確実に引かれてしまいますので、尚更、一般投資家にとって、平均以上の利回りを目指す事は難しくなります。
実際、購入する会社の財務諸表を読み解いて、市場リサーチをして、将来性を予測して購入検討する・・・・こんなのを一つ一つ調べていると、手間もかかるし、はっきり言って私のような素人には無理です。
ちなみに下記のようなデータも御座います。
世界最大の指数提供会社であるS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズの2016年の調査によると、米国株式クラスのアクティブファンドのインデックスに対する勝率は、1年で15%、5年で8%、10年で15%しかなく、全期間をとおして10〜15%の勝率しかありません(日本経済新聞2016年9月16日号記事より)。
ですので、平均的な利回りを簡単に出すことができるインデクス投資は費用対効果が抜群であると言えます。
3)少額分散投資ができる
インデックスファンドは、インターネットの発達や証券会社、金融商品の発達により、小額から投資することが可能となっております
物によっては、100円~購入することも可能です。
つまり、少額で、たくさんの有名企業の株式を一括購入することができます。
4)特別な知識は不必要
インデックスファンドは対象となるインデックスに自動で連動するので、一度購入してしまえば、こちらが何かする必要はありません。
優秀なインデックスに連動する投資信託であれば、自ずと結果が付いてくる。
何もやることは無いので、特別な知識は必要在りません。
楽しく無いですが・・・
5)ほったらかしで大丈夫
購入すれば、それでおしまいです。
勝手に株価指数に基づいて株式を購入してくれるので、こちらが分散したり、ポートフォリオを検討する必要は在りません。
楽ちんです。
楽しくは無いですが。
インデックス投資のデメリット
そんなインデックス投資ですが、もちろんデメリットも御座います。
- 急激に利益は出ない
- 長期投資が前提
- キャッシュフローが増えるわけではない。(複利の効果を得る為に、分配金は再投資)
- 評価額が目減りする可能性がある
- あんまり楽しくない(特に運用開始の初期)
1,急激に利益は出ない
インデックス投資ですが、短期間で投資資金が2倍や3倍になる投資手法ではありません。
投資した資金は10年や20年、場合に依ってはそれ以上の期間運用することで、徐々に投資金額が成長していく投資手法となります。
ですので、一攫千金を目指している方が行う投資手法とは異なります。
2,長期投資が前提
上述の通り、長期的に運用することを前提としている投資手法です。
時間をかけて、資産をじっくり育てる運用方法ですので、運用する期間を可能な限り長く確保する必要があります。
選択するインデックスにも依りますが、基本的には運用期間が長ければ長いほど、利回りは向上し、リスクは低減する可能性が高くなります。
3,キャッシュフローが増えるわけではない。(複利の効果を得る為に、分配金は再投資)
インデックス投資ですが、投資信託を売却するまでは現金を獲得する事はできません。
ですので、証券口座の中では金額が上下しますが、実際に売却する(利益確定)するまではお金が増えることも、減ることも無いのです。
当たり前のように思われますが、実際に換金する迄はお金が増えるわけでは無いので、贅沢したり生活に影響を与える事ができないのです。
巷で流行っている高配当株への投資であれば、定期的に配当金が口座に振り込まれることになるので、振り込まれたお金を使うことができ、実感があるでしょう。
購入している高配当株が増えれば増えるほど、配当金も大きくなるので、キャッシュフローが増えることに依る不労所得の実感が感じれると思います。
インデックス投資は、基本的には配当金は再投資される事が多いですので、キャッシュフローは向上しないので、裕福になっていく実感は無いと云えます。
配当金が再投資されることが、資産が増加し易くなる理由の一つなのですが、キャッシュフローが向上しないので、裕福になっている実感を得にくい原因とも成り得ます。
(証券口座内の評価額を見て、ニヤニヤとするという楽しみ方はあるでしょうが。)
4,評価額が目減りする可能性がある
これは投資全般に云えることですが、株価は日々増減しますので、評価額が投資金額を下回ることが御座います。
何も悪い事をしていなくても、購入した投資信託が運用している会社や商品の評価が下がると、投資信託の評価額も下がり、損することがあります。
5,あんまり楽しくない(特に運用開始の初期)
インデックス投資はあまり大きく値動きをしません。
長期間の運用を前提としている商品が殆どとなります。
ですので、ギャンブル性が少なく、大きな変化が無いので退屈です。
特に投資を始めた初期は、投資金額も少ないと思いますので、増減したとしても微々たる金額になります。ですので、初期は特に楽しみを感じにくいかも知れません。
(投資期間が長くなってきたり、投資する金額が大きくなってくると、含み利益の金額も大きくなり楽しくなるのですが・・・)
なんでインデックス投資をオススメするか
ズバリ初心者向けだからです。
お金を増やしたい動機にも依るのですが、誰もがお金を減らしたいとは思っていない筈です。
ですので、まずは大きくお金を増やす方向で考えるのではなく、お金を減らさず増やす方向で始めるのが良いと思います。
- 負けにくい
- 簡単
- 続けやすい
これらのインデックス投資の特徴を把握して、投資をスタートできれば良いと思うのです。
また、インデックス投資は派手な投資手法ではありませんが、長い期間で見返すと、投資のプロと比較しても遜色のないリターンを期待することができます。
ですので、初心者である人にこそ、オススメできる投資手法/ 投資商品であると思っているのです。
以上、ながながと書いてしまいましたが、投資に興味が在って、何に投資したら良いか分からない方は、まずはインデックス投資から初めて頂ければいいのではないかなぁ。
と云うことが書きたかったのです。
今後も、ほそぼそと投資に関してブログに書いて行こうと思いますので、ご興味がある方はちらっと覗いて頂ければ。
でわまた!!おしまい!!
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