こんにちわー。小さい商社マンです。
個別株はあんまり買わない主義の私ですが、1年半程前に神戸製鋼所(5406)を100株だけ購入しておりました。
何だか、株価が上昇してきましたので、本日は神戸製鋼所についてブログに書こうと思います。
神戸製鋼所株の購入を検討されている方、既にお持ちの方はちらっと覗いて行って下さい。
JT 日本たばこ産業 購入からの運用結果 / 配当金の減額からの下落・・保有から売るか。 | 小さい商社マンBlog (asset-kaisyainn.com)
神戸製鋼所株の運用結果
2019年に100株購入した神戸製鋼所株ですが、約1年半経った今も保有を続けています。
正確に云うと、購入してからずっと株価が下がり続けていたので、なかなか損切することができなかった株です。
運用結果は下記の通り。
なんと、ほったらかしにしていたらプラスに転じていました。
しかも22%の含み益を抱えています。
2021年2月に入ってから徐々に株価を上げ、今に至ります。
イベントとしては、第3四半期の決算短信の発表が予想より良かったことが上がられるようです。
持ち続けていてよかったぁー。
神戸製鋼所株の今後
さて、鉄鋼メーカーである神戸製鋼ですが、鉄やアルミの材料以外にも、インフラ、工場建設、産業機械、建機なども幅広く手掛けている会社となります。
幅広いビジネスを展開する神戸製鋼ですが、やはり売上の主となるのは鉄鋼アルミなどの材料になります。
しかし、その鉄鋼業界ですが、暫く前から中国により強い影響を受けております。
トランプ氏が大統領に就任されたばかりの頃からですが、中国は米中貿易摩擦に対応する為の景気刺激策として、鉄鋼生産量を急激に増加させております。
その影響を受け、鉄鋼材の原料価格は大幅に下落、鉄鋼製品の価格も世界的に低迷しており、神戸製鋼ももれなくその影響を受け、業績が低迷。株価も低迷し続けております。
株価長期チャートは下記の通り
リーマンショック前の高値圏から見ると、随分株価を下げており、かなりの安値圏で推移しています。
そして、近年の売上/計上利益は下記の通り。
売上は一定水準で安定/低迷しているようですが、計上利益のアップダウンが大きく、赤字計上も散見されます。
売上が安定しているが、損益がこのようにばらつくのは、原料や石炭・電力と云った製造コストがばらつく事が挙げらること。また鉄鋼業界の設備投資の大きさが挙げられると思います。
一株当たりの当期純利益は、マイナスが多く見受けられます。
これだけ見ると、投資家は神戸製鋼所の業績にあまり期待していないことが見受けられますので、投資をオススメできない株ということになってしまいます。
ここ6年で、2年も配当が無しとなっています。
株主にも痛みを分け与える会社として見なされてしまいますが、景気に敏感な業界であることと、収益の上下が激しい会社であるようですので、このような推移になるのかも知れません。
それにしても、安心して長期保有と云う訳には行かないかも知れません・・・
神戸製鋼所株は保有を続けるのか?売りか?もしくは買いか?
ブログに書く事にあたり、カタカタと調べてみましたが、今調べた限りは長期的に保有をしようとは考えにくく。
但し、購入した金額がかなりの安値圏であると云うことも在り、もう少し保有をしようと考えています。
世界的に鉄鋼材は供給過多になっていること。
国内の需要も大きな伸びが見受けられないこと。
仕入れや製造コストがコントロールできないこと。
調べていると、神戸製鋼所が属している業界は苦戦を強いられていることを感じましたので・・・
え~~~・・・・
1年、いや、もって2年!!
それくらいには手放そうかな。
でも、厳しい業界で海外メーカーと鎬を削る日本の会社です。
応援した気持ちが芽生えます。
今年の間は、大きな下落は起きないでしょう。
そんな気がするのです。
でわまた!!おしまい!!
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